やじうま速報
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取材・執筆 : 小山裕史
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レター株式会社 代表取締役 久木田敬志氏(左) EGGS 'N THINGS JAPAN株式会社代表取締役 松田公太氏(中央) ウェルヴィル株式会社 CTO 樽井俊行氏(右)
EGGS 'N THINGS JAPAN株式会社(代表取締役 松田公太)は7月27日(月)、次世代デバイスやAI、RPA技術開発を手掛けるウェルヴィル株式会社と共同開発したアフターコロナ時代の次世代型店舗運営と国内初の飲食店向け非接触型「AIアバターレジ」の構想記者発表会を会場とオンラインで同時開催。松田氏が外食産業の現状、開発の経緯から構想などサービスの事例動画と併せ、説明した。
松田氏が冒頭で伝えたのは、「我々の考える食とホスピタリィのDX(デジタル・トランスフォーメーション)」⇒Customer Along Service(CAS、※Along:「一緒に」・「沿って」の意)。
「Customer Along Service(CAS)」とは。
お客様一人ひとりに対する価値を提供できるITサービスである。
■お客様の為に
・個々に合った趣味嗜好を把握したサービス提供の実現
・コロナ禍の非接触型での環境提供やスマートなオーダー、決済処理の実現
■飲食業や取り巻く様々な業種・業態の為に
・作業はITに任せることでオペレーションを効率化、空いた時間をさらなるホスピタリティに専念できる職場環境の実現
・他業種へ連携、互いにお客様を獲得し、ロイヤリティを向上させる仕組みの実現
システムの概略は以下の4つ
1.事前注文システム
2.テーブルオーダーシステム
3.カスタマートラッキングシステム
4.AIアバターレジ構想
既に、1、2のシステムはEggs' n Things Coffee御殿場プレミアム・アウトレット店でテスト導入、3についてもテスト導入及び実証実験を行い、実用化に向けた検証を進めている。
注目は、4の国内初の飲食店向け非接触型「AIアバターレジ」である。国内初の対話エンジンを搭載、10月に実証実験を予定している。最先端の技術については、ウェルヴィル株式会社 CTO 樽井俊行氏が説明を行った。
「AIアバターレジ」システムを動画で紹介
「AIアバターレジ」機能を説明 ウェルヴィル 樽井氏
以前、松田氏はフードリンクニュースの取材で「外食産業はPOS以降の開発が止まっており、次のサービスを提供することで、コストを下げ、コミュニケーションを密にすることができると考えています」と語っていた。松田氏のAI事業が本格始動した。
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