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やじうま速報

外食ニュース

2020年6月09日(火)10:06 やじうま速報

【5月街角景気】コロナ禍の底は4月か。時間はかかるが、来客数は徐々に増えると期待。

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取材・執筆 : 加藤一 2020年6月9日

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 街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2020年5月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連で、8.6ポイント。前代未聞のマイナス3.1ポイントだった4月より、11.7ポイント上昇した。2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、34.7ポイント。4月より、 17.9ポイント改善した。

 厳しい声が大半だが、コロナ禍による悪化は4月が底で、歯止めがかかりつつあると判断しているようだ。先行きについても、来店客数は徐々に増えており、コロナ以前に戻るのには時間がかかるが、持ち直しへの期待がみられる。

■街の声
「とにかく客が来ない。」(北海道・高級レストラン)
「一旦キャンセルとなった大人数の会議が2~3ヶ月先に戻ってくるとは思えない。戻ってくるとすれば秋以降である。今よりも資金が枯渇することを考えると、2~3ヶ月後は一番厳しくなるのではないかとみている。」(東北・高級レストラン)
「緊急事態宣言が解除されたものの、まだ、来客の動きがない。」(北関東・居酒屋)
「新型コロナウイルスの影響で、今月は全店舗営業自粛となっている。」(南関東・高級レストラン)
「3ヶ月後も今と同じように、新型コロナウイルス感染の第2波を避け、宴会等は一切やらないのが一般的だろうから、売上は今と同様に大分下がり、伸びる要素はない。」(南関東・一般レストラン)
「テイクアウトが増えており、客単価も下がっている。」(甲信越・一般レストラン)
「新型コロナウイルス対策で4月下旬から5月前半まで休業した。通常営業を復活したが、なかなか客が来ない。」(東海・一般レストラン)
「新型コロナウイルスの影響により通常営業は休業し、弁当販売を行ったが、容器が不足して思ったような販売ができず、例年の 10%ほどの売上である。」(北陸・高級レストラン)
「自粛要請が解除になっても、店側も客も手探り状態のため、安心して消費が回復するまでには、しばらく時間が掛かる。」(近畿・一般レストラン)
「新型コロナウイルスの影響で人が全く外出していない。客が来ないので商売にならない。」(中国・一般レストラン)
「本当に少しずつではあるが、来店客数は増えている。全面解除後に期待するしかない。」(九州・一般レストラン)

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「外飲み」で賑わう店舗も。


【関連記事】
【4月街角景気】飲食関連は、前代未聞の不景気。緊急事態解除で5月は少し持ち直すか。
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【withコロナ】丸の内の回復率は10%前後。期待はテラス席と他エリアからの集客
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