やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2020年4月27日
農林中央金庫が行っている、20代の独身男女400人を対象に"食"に関する意識調査結果を2008年、2014年、2020年と比較したところ、飲食店の利用が、平均して前々回「週2.0 回」→前回「週1.8 回」→今回「週1.5 回」と減少傾向にあった。2020年は調査を、3月17日~29日に実施。
よく利用する飲食店を業態別にみると、「ファミリーレストラン」(14年55.2%→20年51.1%)、「ファストフード」(14年51.7%→20年47.6%)、「パスタ、イタリアン」(14年42.6%→20年35.6%)。イタリアンの人気が落ち込みが大きい。
夕食によく食べるメニューの 1位は「サラダ」(65.8%)でした。以下「チキンなどの揚げ物」(61.3%)、「野菜などの炒め物」(61.0%)、「味噌汁」(58.8%)、「シチュー・カレー」(48.0%)、「ギョウザ・シュウマイ」(45.0%)と続く。男性の1位は「チキンなどの揚げ物」だが、2位は「サラダ」があげられた。特に「サラダ」は、08年8位42.9%→14年3位58.3%→20年1位65.8%と急上昇している。
食について関心のあることは、「カロリー・ダイエット」(42.0%)が最多で、次は「からだに良い食べ物」(37.8%)、「栄養」(36.0%)の順。14年には1位「栄養」(50.3%)、2 位「カロリー・ダイエット」(47.3%)、3 位「からだに良い食べ物」(42.5%)だった。
食に関心のある20代は増えているとするが、美しい身体を作ることへの欲求が強く、ダイエットや糖質制限が叶う食事を求めているようだ。
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