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取材・執筆 : 加藤一 2020年3月12日
株式会社幸楽苑ホールディングス(本社:福島県郡山市、代表取締役社長:新井田 昇) が、 2020年3月期に最終赤字4億円に転落すると業績予想を修正した。前年の最終利益は10億9百万円だった。売上高380億円、前年比7.9%減。営業利益6億円、前年比63.3%減。
9月までの第2四半期までは好調だったが、2019年10月に上陸した台風19号が引き起こした水害により郡山工場は操業停止し大幅な減収となった。更に、新型コロナウイルスの影響で既存店での2月客数は6.4%減。3月は更なる減収を見込んでいる。不採算店舗の減損処理で約8億円かかり、51 店舗の閉店を決め閉店費用1億11 百万円を計上した。台風とウイルスに2重パンチに苦しめられた。
新型コロナウイルス感染の収束の目途が立たず、赤字に追い込まれる外食企業が増える可能性が高い。

『JAPANESE RAMEN TO THE WORLD LIVE』招待キャンペーンを実施しているが、開催できるか。
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