やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2020年1月30日
「キャッシュレス・消費者還元事業」対象飲食店の利用経験者はすでに63.8%。今後、利用するつもりの人を合わせると75.6%。株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が調査した。
消費税増税以降に食費の出費が減った人が30.7%。20代男女などで高い割合。節約志向は女性が高いが、実際に食費が減っているのは同年代では男性の方だという。また、「自炊したものを食べる」が増えた人が26.0%。一方、「小売店でイートインする」が減った人が27.9%。税率10%を嫌う傾向が強い。
飲食店でのキャッシュレス決済を、増税前から利用していた人は56.4%。増税後に「キャッシュレス・消費者還元事業」対象の飲食店でのキャッシュレス決済利用経験者はすでに63.8%と、還元キャンペーンの効果が表れている。30代などで高い利用率。今後、キャッシュレス決済を「利用するつもり」の人は75.6%。
キャッシュレス決済利用+ポイント還元の利用理由・利用の感想は、「支払いが早く済む」が52.1%で最多。「増税に対する心理的な負担が軽減される」も29.7%。
お客の4人に3人がキャッシュレスを希望しており、また、増税への心理的ハードルも下がるようだが、還元キャンペーンは2020年6月30日で終了する。店舗にとっては手数料もかさみ、7月以降のお客の動きが気になる。

【関連記事】
キャッシュレス化希望1位、外食。「キャッシュレスじゃなきゃ行かない」50%。
【編集長の視点】ついに「日高屋」も!止まらないキャッシュレス化
「キャッシュレス化なんてクソ食らえ!」ある居酒屋店主が吠える
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0