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取材・執筆 : 加藤一 2020年1月21日
株式会社すかいらーくホールディングス(本社:東京都武蔵野市、代表取締役会長兼社長:谷 真)が、2020 年1月から 4月にかけて順次、約150店舗ある24時間営業を全店廃止することを決めた。この 24 時間営業店舗を含め、グループの約560店舗(ガスト、ジョナサン、バーミヤン、グラッチェガーデンズ、夢庵)で深夜の営業時間を短縮する。
同社は1972 年から24時間営業を続けてきた。働き方の変化と共に、2012年に大規模な営業時間の見直しを実施し、さらに、2017年には約600店の深夜営業時間を短縮した。今回は、持続的な成長を目指すためには、従業員の健康に配慮した職場環境づくりが不可欠であると考え、脱24時間を決めた。
深夜の売上高が減っているのも一因。今後は、来店ニーズが高いランチやディナーの時間帯に人的資源を集中させ、女性やシニアの活用を図る。2017年1月から24時間営業を止めたロイヤルホストでは、2017年12月期で既存店の売上回復や生産性向上につながったという。

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