スマートフォン版のフードリンクニュースを見る

RSSフィード

やじうま速報

外食ニュース

2019年7月10日(水)09:38 やじうま速報

6月の街角景気、弱く安定。消費増税前の静けさ。

記事への評価

  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
0.0

取材・執筆 : 加藤一 2019年7月10日執筆

キーワード :   

 街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2019年6月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連で、43.0ポイント。5月より2.3ポイント好転した。2~3ヶ月先の景気の先行き判断は、45.7ポイント。5月より0.7ポイント上向いた。飲食にとっては、景気の弱さは続いているが、ボーナス支給とともに10連休の消費疲れは落ち着いてきたようだ。

■街の声
「米中貿易摩擦などの問題もあるのだろうが、段々と消費マインドが低迷しているように見受けられる。」(東北・高級レストラン)
「売上の良しあしが日ごとにはっきりしているものの、月の売上、来客数は変わらない。近隣に競合店が3店舗もオープンしたが、むしろ人が集まって来ているのか、来客数は変わらず、新規客が増えている。ボーナス時期でもあり、宣伝広告の効果が出始めている。」(北関東・一般レストラン)
「東京オリンピックや消費税増税などいろいろあるが、客の中では余り影響はないようで、特に変化のない毎日という感じである。」(南関東・一般レストラン)
「ランチ営業では大人数での貸切りが数回あったが、夜の時間帯は人通りもまばらで、来客数が増えることはない。」(近畿・一般レストラン)
「食材の値上がりや人件費の高騰のため、値上げを含めたメニュー改定を7月中旬に予定している。また、消費税引上げもあるので、新メニュー定着までの3か月間は内的、外的いずれの要因からも外食への支出は低迷する。」(中国・一般レストラン)
「長過ぎたゴールデンウィークの影響で、消費が悪くなっていたが、ようやく落ち着いている。」(九州・一般レストラン)
「公務員のボーナスで、売上が上がってくる時期である。例年より平日の地元客の入客が多くなっている。ただし、団体客より、2~3名の少人数のグループが目立っている。」(沖縄・居酒屋)


【関連記事】
20代・30代女性、消費増税で自炊・内食に。外食に痛手。
https://www.foodrink.co.jp/news/2019/07/0394114.php

5月の街角景気、10連休後の買い控えで悪化。令和フィーバーも、しぼむ。https://www.foodrink.co.jp/news/2019/06/11104729.php

<上場外食企業決算まとめ(前編)>勝ち組は何が優れていたのか?
https://www.foodrink.co.jp/foodrinkreport/2019/07/03140442.php

読者の感想

興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

この記事をどう思いますか?(★をクリックして送信ボタンを押してください)

興味深い
役に立つ
送信する
誰かに教えたい
  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

( 興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

Page Top