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取材・執筆 : 加藤一 2019年5月21日執筆
シダックス株式会社(代表取締役会長兼社長:志太 勤 一)が、投資ファンドのユニゾン・キャピタル(本社:東京都千代田)と資本業務提携したと発表した。ユニゾンは議決権のない優先株で、シダックスに65億円を出資する。
シダックスの2019年3月期決算で、売上高1282億78百万円、10.2%減。営業利益17億39百万円、48.7%増ながら、最終赤字32億84百万円となった。4期連続の最終赤字。2018年6月には、債務を抱えていたカラオケ事業を「カラオケ館」を展開する株式会社B&V (本社:東京都練馬区、代表取締役:渡部 記春)に売却し撤退。給食関連事業に経営資源を集中してきた。
ユニゾン・キャピタルは、あきんどスシロー(現・スシローグローバルホールディングス)や、ワイン輸入販売のエノテカ、タピオカティーのゴンチャ韓国法人に投資するなど、外食・サービス業への投資経験が豊富。
今後は、職場や病院などの給食関連を中心に企業や自治体などから幅広い業務を一括で受託する事業を強化するという。7⽉に今後の事業計画を発表する予定。

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