ワタミ、国内外食が利益2倍に。単一業態からマルチ転換が奏功。

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2019年5月16日（木）09:39 やじうま速報

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ワタミ、国内外食が利益2倍に。単一業態からマルチ転換が奏功。

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取材・執筆：加藤一 2019年5月16日執筆

キーワード：ワタミ　業態

　ワタミ株式会社（本社：東京都大田区、代表取締役社長：清水邦晃）が、 2019年3月期決算を発表した。売上高947億1百万円、1.8％減。営業利益10億62百万円、61.8％増と本業で大幅な増収となった。経常利益は、12億29百万円、24.9％減。

　牽引したのは、国内外食事業。既存店売上高前年比は101.4％、客数前年比は101.7％となった。ミライザカ、鳥メロなどマルチ業態への転換効果及び生産部門コスト削減効果等により収益性が改善した。セグメント売上高は480店舗で477億31百万円、前期比98.7％。セグメント利益は11億51百万円、前期比207.5％となった。大衆焼肉ホルモン酒場「もつりき」を昨年11月に開発するなど、さらにマルチ化を進めている。

　海外外食事業も、セグメント利益は161百万円、前期比261.8％。8店舗の新規出店と共に、香港エリアの不採算24店舗を撤退し、収益性が改善した。今年1月に合弁会社を完全子会社化し、改革に踏み切った。