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取材・執筆 : 小山裕史 2021年3月19日執筆
3月20日(土)、横浜駅西口に新しい横丁がオープンする。オープンに先立って、3月18日(木)、関係者などを招待したレセプションが開催された。コロナ禍で低迷している"ハマ"の外食を活気づけるため、7人の経営者が集結した。横浜西口一番街、"ハマ"の新たなランドマークとなるか。
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JR横浜駅西口から徒歩5分、ポムポムプリンカフェ横浜店跡地に誕生したのが、横浜西口一番街。ハマの外食業界をリードする7人の経営者がそれぞれの区画に基幹ブランドを出店。お馴染みのブランドから横丁初出店のブランドもある。プロジェクトリーダーは、松本丈志氏(株式会社奴ダイニング代表取締役)、「低迷しているハマの街に活気を与えたい」と、意気込みを語った。以下、7店舗を紹介する。(順不同)
1:ビーフキッチンスタンド
コロナ禍で目の敵とされた新宿で2店舗を展開、ブランドの底力を見せつけた。
松本丈志氏(株式会社奴ダイニング代表取締役)
2:魚と酒はなたれ(株式会社FirstDrop)
店舗の運営を任されたのが、同社から独立した三輪充氏。業務委託として、はなたれ鶴屋町店に次ぐ、2店舗目。
左:三輪 充氏 右:平尾 謙太郎氏(株式会社FirstDrop代表取締役)
3:焼売酒場しげ吉
同社の新業態。流行りの兆しを見せている焼売酒場に挑戦。注目は原価率60%の「和牛焼売」
間宮 茂雄氏(株式会社シゲキッチン代表取締役)
4:もつしげ
横浜・野毛で絶対的定位置をキープしている「もつしげ」が君臨。名物「塩モツ煮込み」は健在。
金本 重徳氏(株式会社ニュールック代表取締役)
5:もつ煮込み専門店沼田
新宿三丁目の名店が横浜初上陸であり、横丁初出店。日本で唯一のもつ煮込み専門店が、ハマのもつ煮込みを変える。
沼田 慎一郎氏(有限会社珈琲新鮮館 代表取締役)
6:焼きそばセンターまるき
横浜・上大岡の宣伝部長、新澤氏が手掛けた焼きそば業態。「横浜で食べるべき料理5選」にも選出されているハマのソウルフードは不動。
新澤 聖樹氏(株式会社Omnibus代表取締役)
7:韓兵衛
ハマの韓国と言えば「韓兵衛」。韓国グルメをカジュアルに食す。これぞ韓兵衛の遊び心。
飯塚 義一氏(株式会社YOSHITUNE代表取締役)
プロジェクトリーダーの松本氏に話を聞くと、施設全体の月商目標は4000万円を見込んでいる。なお、3月10日よりクラウドファンディングを開催している。単にお店が集結しただけでは話題性にかけるのではないか。合コン企画やアイドルがそれぞれのお店の1日店長なり、ファンを集客する、ミニスカポリスの出動など、定期的なイベントを融合させることで情報発信の施設としても活用できるのではないだろうか。
<施設情報>
横浜西口一番街
〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2-1-5相鉄南幸13ビル
営業時間:平日17:00〜24:00 土日祝12:00〜24:00(予定)
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