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フードリンクレポート

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2019年1月31日(木)16:30

【日本進出希望】トッポッキ&コーヒー「青年茶房」、創業4年で韓国で直営・FC500店に。

【日本進出希望】

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取材・執筆 : Tae-Bong,Kang 2019年1月29日執筆

キーワード :   

日本進出希望の韓国外食企業を紹介します。興味ある方は、韓国側(日本語可)に繋ぎますので、info@foodrink.co.jp 宛てメール下さい。



 "思い出の即席トッポッキ"とコーヒー, 生ビールを同時に味わえる"青年茶房"は業界で初めてプレミアムトッポッキとカフェをコラーボした独特な形のフランチャイズブランドである。2014年に初めて直営店をオープンしてからわずか4年で,加盟店を500店あまりに増やせた[青年茶房]の成功の要因を探したい。

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強い商品力は基本,"青年喫茶"のオリジナリティ味を生かせ。 

 同じメニューでも必ずそのブランドを探さなければならない特色が外食業の勝敗を決める。同店は"トッポッキとコーヒー"という簡単な公式で若者を攻略,粉食(小麦粉で作った食べ物や軽いスナック類を売る業種)市場に参入した。

 「青年茶房」のトッポッキは,大きな鍋に火の匂いをしていたチャドルバギ(牛の肋間にある固い脂肪質の肉),サクサクに揚げた丸イカ, エビフライ, チーズ, チキンなど多様なトッピングで選択して食べる"即席トッポッキ"である。客がホールで自ら炊いて食べるため、厨房人員の最少化が可能。オーダー後、速いサービスを受けることができる。 人気メニューとしては, 辛い味を強調した"スープトッポッキ"、 "ブデトッポッキ"をはじめ 30cmを超えるトッポッキ餅にチャドルバギ、丸イカフライなどの豊かなトッピングを添えたプレミアムトッポッキをメインに、国民が好む代表的なおやつのトッポッキとして一層アップグレードさせた。 これにコーヒー専門店と肩を並べても負けない飲み物メニューまで結合し、味と新しさの両方とも認められている。

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食事, 飲酒, ティータイムを一ヵ所で。
オールインワン(All in one)コンセプト初めてお目見え

 「青年茶房」は業界で初めて飲食店からカフェ、飲み屋まで一度で3つのニーズを解決できる"オールインワン"コンセプトで話題になっている。"茶房"というコンセプトに合わせてゴールドストーン豆を使った16オンス(oz)サイズの"アメリカノ"をはじめ,、多様なコーヒーや飲み物だけでなくクリームビールから果物ビールまで若年層をターゲットにした酒類などを提供し従来の類似FCとは確実な差別化を図った。 「青年喫茶」のハン・ギョンミン代表は「日本の経済不況期で生き残った多毛作型フランチャイズコーヒー専門店『フロント』をモデルにし, 韓国市場に合わせてトッポッキ、コーヒー、酒類の3つを低廉な庶民感性で作り上げた。韓国の経済不況が日本の経済不況に似ているという点に目をつけ、3毛作運営法が韓国でも確かに通じるだろうと思った」と話す。

"ニュートロ"したコンセプトで学生からサラリーマンに魅力を発散

 "ニュートロ"は新しさ(New)と復古(Retro)を合わせた新造語で最近の外食業界で注目される新しさと復古を結合するトレンドの一つである。「青年茶房」はニュートロコンセプトを全面に出したレトロなインテリアで、これといった広報なしに顧客に刻まれたケースで有名だ。店の外観から"茶房"という名前と復古した字体がよく調和しどこにも見たことのない、「青年茶房」だけのB級ムードが感じられる。

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 インテリアも7080世代(70~80年代に生まれた人を指す言葉)に慣れたポスターと若年層にユーモラスな楽しさを与えるコピーを活用した。 "人生は短く、トッポッキは長くて", "名品ルイビトック"のようなコピーの笑みが、若者たちには店舗に入りたい好奇心を、中高年層には郷愁を刺激している。


■ブランドコンセプト
即席トッポッキとコーヒーをコラーボしたプレミアム粉食カフェ

■差別化戦略及び競争力
A. システム競争力
1. ブランドローンチング1年、テスティング2年を経て直営、加盟店を500店以上オープンした企画力と運営システム
2. "健康で長持ちするブランド"になるための加盟店の活性化と本社力量強化に投資
3. 体系的な社内教育システムを通じて外食事業に対する流れを加盟店と共有

B. 商圏·立地および出店戦略競争力
1. 10年以上の経歴を持ったフランチャイズ専門家が創業に必要な資金状況、入店地域調査などを手伝う
2. 大学街、繁華街近くのロードショップ
3. 大型ショッピングモール、デパートなど特殊な商圏

C. メニューの競争力
1. 即席トッポッキにトッピングを選んで食べる方式で客の好みに対応すると同時に客単価の上昇を図る
2. ビールからコーヒー, ホットチョコなどの飲み物
3. お客様のニーズおよびトレンドを反映した四半期別の新メニューの開発

■ベンチマーキングのポイント
1. トッポッキとコーヒーを組み合わせたコラボレーション創業
2. 店主、支社、マスターフランチャイズの段階を経てできた運営システム
3. 大衆的な食べ物とトレンドを入れて非需要期のない業種
4. 若さと復古感性が共存するインテリア
5. ロードショップと特殊商圏に入店可能なブランディング

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