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取材・執筆 : 安田正明 2025年1月29日
ロイヤルホールディングス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:阿部 正孝)が、ロイヤルホストの国内216店舗において、2月13日(木)から値上げを実施する。


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ロイヤルホスト、グランドメニューの4割を値上げ。米国産牛ステーキなど。
ロイヤル、食パンバーガー「JB's TOKYO」と業務提携。1号店は、海老名SAフードコートに。
グランドメニューで全51品中43品を20~250円値上げする。ランチメニューで全26品中21品を30円~200円の値上げ。人気の「150g厚切りアンガスサーロインステーキ」は220円アップの3058円、「黒×黒ハンバーグ」は55円アップの1518円となる。
さらに、神田神保町店や銀座インズ店、道玄坂店などの都市部の12店舗にて、一律に50円高となる都市別価格を導入する。
昨今の原材料費の高騰や物流費の上昇、さらに供給の不安定化等により、企業努力のみでこれらのコストを吸収することが困難な状況となったことが理由。
同社は24年9月にも値上げした。その後の既存店売上高は10月100.8%、11月101.6%、12月101.5%。客数は、10月96.3%、11月96.7%、12月97.6%。値上げはお客に徐々に浸透し始めている。24年1~9月決算で、売上高1124億5百万円(10.5%増)、営業利益56億23百万円(12.1%増)と売上を上回る利益の伸びを達成できた。今回の2月値上げで、次の25年度の利益もしっかり確保していく。

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