株式会社ゼンショーホールディングス（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長兼CEO：小川 賢太郎）子会社である株式会社はま寿司が、カッパ・クリエイト株式会社前社長の田邊 公己氏、カッパ・クリエイト株式会社および株式会社コロワイド MDに対し、はま寿司の営業秘密の不正使用等について、営業秘密の使用差止め・廃棄および 5億円の損害賠償を求め、12月27日付けで東京地方裁判所に提訴したと発表した。

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　田邊前社長がゼンショーHD幹部だった2020年、はま寿司から食材仕入れ価格、原価率等の原価データや、はま寿司各店舗の損益計算書、時間帯別の営業数値等の営業秘密を不正に持ち出し、カッパ・クリエイト社内だけでなく、一部コロワイド MD にも開示されていたことを確認したという。ゼンショーHDは63億円以上の損害とするが、その一部に当たる5億円の賠償と営業秘密の使用差し止めや廃棄を求める。

　2023年5月、田邊氏は不正競争防止法違反で、懲役3年、執行猶予4年、罰金200万円の有罪判決が確定した。カッパ・クリエイトも現在刑事訴訟で現在、審理中。