23年にグルメ雑誌等で取り上げられた街などから選んだ18の候補から選んでもらった。1位は「渋谷」（11.8%）。選定理由は、「トレンドが集まる街だから」「駅前の再開発が進み街に活気があるから」「インバウンドや若者が集まる街だから」など。

　渋谷と僅差で2位に選ばれたのは「麻布十番・六本木」（11.5%）。最も多かった理由は、「麻布台ヒルズがオープンしたから」で、他には「店舗が入れ替わりが激しく実力店が軒を連ねている」「インバウンドと高所得者の両方を上手く取り入れていける場所だから」など。3位は「銀座・有楽町」で、選んだ理由として「インバウンドが多いから」「日本で最高峰の立地だから」「新しい発想と技術の料理人が集まりそう」など。4位は「東京・日本橋」（10.4％）、5位は「浅草・押上」（5.7％）。

　24年に流行りそうな外食トレンドは、「低アルコール・ノンアルコール」、「ウイスキーに特化した店」、「ベジタリアンやヴィーガン」、「スナックなどコミュニケーションに特化した店」、「ロボットレストラン」など。

 　そのトレンドを回答した理由で、圧倒的に多かったのは「店舗視察をする中で、感じたから」（39.8%）。「テレビや雑誌で見かけるから」（15.8%）や「SNSで見かけるから」（17.9％）などを押さえて1位。飲食店は自ら視察に行き学ぶ傾向は変わらない。