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取材・執筆 : 加藤一 2023年3月8日
株式会社小僧寿し(本社:東京都中央区)が、代表取締役社長の良本宜之氏が健康上の理由により辞任し、急遽3月6日付けで関連会社である株式会社JFLAホールディングスの代表取締役である檜垣周作氏が兼務すると発表した。しかし、長期に渡る代表取締役の兼任が困難であり、3月29日開催予定の定時株式総会までの、限定的期間での就任とする。

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小僧寿しの2022年12月期 決算は売上高102億93百万円・28.4%増ながら、最終で赤字9億53百万円。昨年度の赤字6億19百万円より赤字幅が拡大している。23年度も最終20百万円の赤字と厳しい予想をしている。JFLAホールディングスからアスラポートなど外食子会社を移管され、コロナ禍の苦境をモロに浴びている。JFLAホールディングスには食品メーカーが残っているが、23年3月期 第3Q決算(22年4月~12月)は最終5億99百万円の赤字。共に経営が厳しい状況となっている。
小僧寿しは22年2月に代表取締役社長だった小林 剛氏が辞任し、23年1月にも取締役の森下 將典氏が辞任した。人事面でもごたごたが続いているようで、新社長を誰が引き受けるのか気がかり。

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