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やじうま速報

外食ニュース

2023年2月10日(金)08:36 やじうま速報

【23年1月街角景気】足踏み続く。地方ではコロナ禍の外食控えも根強い。

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取材・執筆 : 加藤一 2023年2月10日

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 街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2023年1月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では48.9ポイント。22年12月とほぼ変わらず(+0.3)。50ポイントが横ばいを示す。

<関連記事>
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 2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、49.1ポイント。12月から+ 2.8ポイントとやや好転した。景気持ち直しの良いムードにはあるが、賃上げが進まない中、物価が次々と上がり節約志向が強まることを懸念しているようだ。また、地方ではコロナ禍で外食を控える傾向も残っている。期待はインバウンド客となりそうだ。

■街の声
「材料費等が上がり、非常に厳しい状況である。物価高に加え、給料も上がらないため、客の財布のひもも非常に固い。」(東北・高級レストラン)
「出張関連の客が平均して増えてきている。人流が動き出しているようである。天候に左右されて来客数が増減する感覚が、新型コロナウイルス感染症発生前に似てきている気がする。」(北関東・居酒屋)
「外国人観光客は増えているが、直接集客には結び付いていない。」(南関東・一般レストラン)
「若干感触は良いものの、足踏み状態である。」(甲信越・一般レストラン)
「客が金を余り使わなくなった。」(東海・一般レストラン)
「インバウンドや全国旅行支援などから、来客数の増加が見込める。年度末や年度初めの祝い事などの予約も増えてきている。ただし、アフターコロナのスタイルなのか少人数、小グループの傾向がある。」(東海・高級レストラン)
「厳しい天候の変化や、手探り状態にあるウィズコロナの対応から、外食に対する客の戸惑いが見受けられ、来客数は不安定である。また、度重なる仕入価格や光熱費の値上げで、支払が増えている。直近は来客数が増えているにもかかわらず、利益を考えると業況は横ばいであり、回復しているとは言い難い。」(近畿・一般レストラン)
「寒波も弱まり次第に暖かくなると、当県ではキャンプシーズンに入るため、来店客の増加を期待している。」(九州・一般レストラン)
「例年だと 12 月並みに入客があるが、今年は新型コロナウイルス感染症の第8波と、インフルエンザ流行が重なり、地元団体予約のキャンセルが相次ぎ、新型コロナウイルス感染症発生前の年の半分ぐらいしか入客が取れていない。」(沖縄・居酒屋)
「新型コロナウイルス感染症、インフルエンザの影響で客の動きが弱い。」(沖縄・一般レストラン)

ginza.gif
東京・銀座で増える外国人観光客。

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