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取材・執筆 : 加藤一 2023年2月9日
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原 章郎)が、2023年3月期第3Q(22年4~12月)決算で、売上高89億56百万円・6.3%マイナス、営業赤字20億46百万円。前年も赤字34億83百万円だった。
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有料加盟店舗数が、21年12月末の60,614店舗から22年12月末は1万5千店舗も減少し、45,450店舗と大きく離れていった。デリバリー・テイクアウト事業を22年7月で終了したことが主因という。19年12月末は56,067店舗であり、コロナ前には戻ってない。
食べログの有料プラン契約店舗数は22年12月末で67,300店舗。同期間22年4~12月のカカクコムの食べログ事業売上高は、171億12百万円、35.5%増。ネット予約サービスの利用が拡大した。食べログは基本料金が低く、従量制の予約手数料のウエイトが高い。ぐるなびはその逆で、基本料が高く従量制手数料が低い。
ぐるなびはグルメサイトから、モバイルオーダーサービス「ぐるなびFineOrder」や飲食店のDX化ビジネスにシフトしようとしている。
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