やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2023年2月3日
長崎で「魚屋の回転寿司 すし活」や「割烹たなか」を展開する田中食品株式会社(本社:長崎市、代表取締役社長:田中 達也)が、2月1日付けで長崎地裁に破産を申請し、破産開始の決定を受けた。東京商工リサーチが報じた。負債総額は約10億7千万円。
<関連記事>
「回転寿司チェーン一強だった『スシロー』に、なぜお客が来ない?」原因は消費者を舐めすぎでしょ。
福井アルカンシェル、自己破産へ。コロナ禍で事業継続を断念。
札幌コモセン、特別清算。道内倒産で今年最大の負債、25億。
田中食品は1972年設立で、長崎の鮮魚・海産物などの直売「新鮮市場たなか」や食品製造の他に飲食店を展開していた。2008年には25億6千万円の売上があったが、22年には6億円に落ち込み、3期連続で赤字となっていた。コロナ禍での客数の落ち込みと、「スシロー」など大手回転寿司チェーンの参入でお客を奪われた模様。「スシロー」は長崎県内に6店舗ある。
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0