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取材・執筆 : 加藤一 2023年1月17日
価格改定後も、吉野家・はなまるともに既存店売上高は前年を超えて推移している。株式会社吉野家ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:河村 泰貴)が、2023年2月期 第3Q(22年3~11月)を発表した。
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売上高1247億42百万円、9.9%増。営業利益19億69百万円、41.1%増。「吉野家」事業は、牛肉を中心とした原材料の高騰や光熱費の上昇によりセグメント利益43億40百万円、16.3%減。しかし、「はなまる」事業のセグメント利益は赤字1億66百万円(前年は赤字9億42百万円)と黒字化できていない。
「吉野家」「はなまる」共に10月1日から値上げを行ったが、既存店売上高は前年を超えて推移している。10~12月の既存店で、「吉野家」は売上高105.1%・客数95.7%・客単価109.9%、「はなまる」は売上高114.9%・客数106.1%・客単価108.3%。吉野家の客数は値上げ前の9月の95.7%と同数値であり、値上げにより客離れが起きたわけではないという。


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