株式会社トリドールホールディングス（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO：粟田 貴也）が、2023年3月期第2Q決算の中で、丸亀製麺「Marugame Udon」の事業整理費用として12,2億円を計上したと発表した。

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　 2012 年に子会社を設立して Marugame Udon の中国展開を開始し、13 年には新たな現地ファンドによる出資があったが、出資時に設定されていた株式の買戻請求権の行使について、同ファンドとの間で合意に至らず、仲裁で争われていた。和解費用として約 12.2 億円かかったという。

　同社は過去に英国進出を一度断念しており、日本の丸亀製麺をそのまま海外に持ち込むことが難しいことを学んだという。この経験により、現地に精通したパートナーの協力を得ながら海外進出を進める方針に転換し、21年7月にロンドン1 号店を出店した際もデジタルマーケティングや店舗設計などにローカルの知見を反映して成功し、現在はロンドンだけでも 6 店舗に広がったという。

　中国事業も現地パートナーの選定にあたっており、23年3月期上半期から事業を開始する予定。本格的な展開は 24年3月期からとなる見込み。