やじうま速報
株式会社セブン&アイ・フードシステムズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:小松 雅美)が運営する「デニーズ」で実施しているコーヒー豆かすの食品循環スキームが、10月24日付で、「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)」の規定に基づき、再生利用事業計画(食品リサイクルループ)として、厚生労働大臣、農林水産大臣、環境大臣より認定を受けた。
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コーヒー出し殻で作るクラフトジンを提供。循環型カフェ。
コーヒー豆かすに特化した食品リサイクルループの認定はレストラン業態としては初。2021年9月より神奈川県内の店舗で排出されたコーヒー豆かすを回収し、それを飼料化して、静岡県の牧場「リオグランデ宮島」で牛に給餌され、生産された生乳からできたホワイトソースを、デニーズのメニューに活用していることで認定された。
今回認定を受けたリサイクルループの過程で製造されたホワイトソースを使用したメニューは、「生ハムとルッコラのかぼちゃグラタン」(税込1,020円)。
このホワイトソースは、同社のコントラクト事業でもシチューのメニューに取り入れるなどデニーズ以外への活用も広げている。デニーズは、セブン&アイグループの「GREEN CHARENNGE2050」に則り、2050年までに食品ロスを75%削減する目標(2013年度比)を掲げている。


リサイクルループのホワイトソースが使われている「生ハムとルッコラのかぼちゃグラタン」
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