やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2022年11月10日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2022年10月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では61.0ポイント。9月から 4.3ポイント上昇した。8月の30.8ポイントを底に上昇を続けている。

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「待ちに待った、あの賑わいをもう一度」インバウンドに期待。
2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、53.8ポイント。 先行きは9月から3.2ポイント下がった。持ち直しへの期待がある一方、価格上昇の影響への不安がある。
■街の声
「全国旅行支援が始まり、観光客の増加と併せてクーポン券の利用が見込まれるため、閑散期ではあるが、来客数の増加が見込まれる。」(北海道・高級レストラン)
「12 月は少しずつ忘年会の予約が入ってきている。状況はこれまでよりは幾らか良くなってきたようである。」(東北・一般レストラン)
「団体の宴会が増えてきている。」(北関東・居酒屋)
「日本人の旅行客、インバウンドの来客数が増えており、天候も安定しているので、景気が上向きになっている。」(南関東・一般レストラン)
「東京でGo To Eatが再開されるため、今後は飲食需要が更に伸びることが見込まれる。」(南関東・居酒屋)
「新型コロナウイルスの感染第7波は、下げ止まりの感がある。皆が感染状況に慣れており、人の動きはある。」(甲信越・一般レストラン)。
「客の入り具合は良くなっているが、仕入価格の上昇が激しく利益につながらない。」(東海・一般レストラン)
「開店しても休業状態の日もあるが、3年ぶりの客を始め久々に来店する客や、新たに常連になりつつある客もあり、変化が出てきている。周辺の店では若い人たちが来ているようである。」(北陸・スナック)
「3か月前と比べると新型コロナウイルスの感染を気にしている客がかなり減少しているようで、最近は来客数が増えている。隣席や近くの客との距離を気にする客はほとんどいない。旅行客も増えてきており、特に 10 月は入国制限が緩和されたことでインバウンド客の来店がかなり増えている。」(中国・一般レストラン)
「少しずつ観光客も地元客も増えてきている。」(沖縄・一般レストラン)

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