「スシロー」のアルバイトの男子大学生2人が10月27日に記者会見を行い、手洗いなどの事前準備を勤務時間に含めず労働時間は5分未満は切り捨てだったと主張した。

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　学生は労働組合の飲食店ユニオン（東京都豊島区）に加入し、同組合を通じてスシロー側に8月に未払い賃金を要求。スシロー側は1分単位での労働時間計算に改めたが、過去にさかのぼっての未払い分の支払いは拒んだという。

　これを受けて、飲食店ユニオンが新たに「回転寿司ユニオン」を結成した。「過去の生じた未払い賃金を全社的・遡及的に支払うことには応じず、また時給の引き上げも実現していません。今後、団交でも粘り強く要求していきますが、今いる組合員だけでなく、もっと多くの労働者で声を上げる必要があります。」とし、回転寿司で働く方の加入や情報提供を求めている。