やじうま速報
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取材・執筆 ： 加藤一 2022年6月10日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2022年5月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では62.2ポイント。4月から 9.4ポイントも好転した。
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テーブル上のパーティションや従業員のマスク着用を撤廃する動きも。飲食店のアフターコロナが加速
2～3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、56.2ポイント。現状判断ほどではないが、 2.8ポイント改善した。インバウンドやGo To キャンペーンの復活に期待を寄せるが、仕入れコスト上昇への懸念が足を引っ張っている。
■街の声
△「夜の外食が少しずつ増えてきたが、40 歳以上で高所得の客はいまだに自粛していることから、今後も景気は変わらない。屋外の食イベントも開催されるようになったが、現状では赤字必至の販促活動としてみるべきである。」（北海道・高級レストラン）
△「新型コロナウイルスの影響もなくなりつつあり、少し明るさがみえてきている。しかし、不安要因も多く、地震の影響等もあることから、まだ完全に明るさがみえたとはいえない。」（東北・高級レストラン）
〇「３か月前と比べて新型コロナウイルスの感染者数が随分減ってきて、消費者が外に出るようにもなったので、来客数は多少増えている。表情をうかがっても、マスクを外している客も大分増えてきて、少しずつ来客数、売上共に良くなっている。」（南関東・一般レストラン）
〇「コロナ禍で厳しい営業状況であった都心部において、企業等の動きが徐々に出てきている。６月以降のインバウンドにも期待している。」（東海・高級レストラン）
〇「５月は、ゴールデンウィークを中心に県内外で外出が増え、それに伴い外食等も増え、繁華街の人出が多くなっている。そのためゴールデンウィーク後に若干新型コロナウイルスの感染が拡大した。しかし、以前とは異なり人の動きは止まらず、継続的に週末を中心に外出の機会が増え、外出する人も増えている。」（北陸・一般レストラン）
〇「外食に伴う各種規制もなくなりつつあり、予約が早くから埋まる日が増えている。」（近畿・高級レストラン）
〇「新型コロナウイルスへの対応が徐々に緩和され、来客数が戻ってきたため、今後も売上は良くなると予想される。ただし、エネルギー価格や原材料価格の高騰といった不安材料があり、先行きには不透明な部分もある。」（近畿・一般レストラン）
〇「県民割及びブロック割やＧｏ Ｔｏ Ｔｒａｖｅｌキャンペーンの復活で、景気はやや良くなる。」（中国・高級レストラン）
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