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取材・執筆 : 加藤一 2022年6月1日
外食向け経営サポートを行うG-FACTORY株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:片平 雅之)が、寿司、日本料理、焼き鳥など多様なジャンルの即戦力人材を短期間で育成する「飲食塾」を8月、同社が入居する新宿センタービル内に設立する。
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和食のユネスコ無形文化遺産の登録、SDGsの観点から高まり続ける健康志向により、世界各国でヘルシー食として認知されている日本食の需要は増加している。しかし、人口減少に伴う慢性的な人手不足により、接客スタッフはもちろん料理人の後継者不足は深刻な状態。そこで、同社は国内外で活躍できる日本食調理人の育成事業を始める。
「飲食塾」の特徴は、超実践的なカリキュラムにより短期間で即戦力となる人材育成。一般的な1年制の調理師学校のカリキュラムを1ヶ月~という短期集中型の濃密なプログラムに圧縮し、実際に飲食店で就業する際に役立つ実技や座学を中心に、即戦力として通用する技術を教える。修業期間が長期に渡ったり、気軽に質問をできない厳しい上下関係など昔ながらの「修行」を変えていく。コースは「寿司」「焼き鳥」「ラーメン」「うどん・蕎麦」など。
校長に就任するのは、料理人学校「飲食人大学」の創設者である宇都裕昭氏。宇都氏は東京、名古屋、大阪、海外(FC)に「飲食人大学」の寿司学校を4教室開校した実績があり、卒業生だけで運営する店舗「鮨 千陽」は出店わずか11ヶ月でミシュランガイドに掲載された。
G-FACTORYは海外でも飲食を運営し、海外出店の経験から蓄積したノウハウを基に独立開業や世界で挑戦したいと願う職人・経営者の支援を目的とした子会社をシンガポール・ベトナム・タイで持つ。会社設立・営業許認可・市場調査・ビザなど、海外進出するに当たりハードルとなる様々な課題を一気通貫でサポートできる。
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