ニューオープン
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取材・執筆 : 加藤一 2022年4月15日
1948年(昭和23年) 創業のミックスジュース発祥の店「千成屋珈琲」ブランドで、テイクアウト可の「千成屋スタンド」を4月15日(金) 、東京・表参道にオープンさせる。
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看板メニューの「ミックスジュース」をはじめ「ミルクセーキ」や「ミルクコーヒー」をよりカジュアルにレトロ感覚を楽しんでもらえるようエモい牛乳瓶で提供する。さらに、とろ~りなめらかプリンを新感覚のドリンクにアレンジした「飲むタマゴプリン」、水出しコーヒーを濃く抽出してつくるちょっぴり大人なコーヒーゼリーに特製のコーヒーシロップとフレッシュをかけて提供する「魅惑のコーヒーゼリー」、口の中でとろける焼きプリンと彩り華やかなフルーツ、バニラアイスを添えた「プリンアラモード」などインスタ映え狙いのラインナップ。
軽食メニューとして、トロトロの半熟たまごにサクサクの衣をまとわせ、たまごの甘みを引き立てる自家製マヨネーズで仕上げた「たまごカツサンド」をはじめ、ふわふわの卵で包み込んだ絶品オムライスに新世界名物の串カツをトッピングした「千成屋オムライス 串カツ付き」、昔ながらの焼きスパ「焼きナポリタン」などエモい純喫茶メニューを揃えた。
またテイクアウト向けには、「冷コー」と親しまれてきたアイスコーヒー、カラフルな炭酸水の上にアイスクリームとチェリーをかわいくトッピングした「クリームソーダ」、こだわり卵と発酵バターを使用した懐かしの「タマゴベビーカステラ」など手土産や食べ歩きを意識したメニューとなっている。
「千成屋珈琲」は昭和23年大阪新世界の「ジャンジャン横丁」にて初代店主、恒川一郎氏が前身となる果物店を創業。店主の発案で完熟果物を独自の配合でミキサーにかけ店頭で販売したのがミックスジュースの始まりという。昭和35年に喫茶店へと業態を変え「冷コー(アイスコーヒー)」とともに2大看板メニューとなり、今でも「ミックスジュース発祥の店」として親しまれている。
運営するのは株式会社LIFEstyle(本社:大阪市北区、代表:濱田 栄一)。縁から「千成屋珈琲」4代目を会社として承継。昭和の大阪食文化の一つ「串カツ」が新世界から世界へと発信されたように「ミックスジュース」を全世界へと広めていきたいという。

ミックスジュース¥550 クリームソーダ¥580 飲むタマゴプリン¥800

たまごカツサンド ¥900

千成屋オムライス串カツ付き¥1,180
「千成屋スタンド表参道」
■所在地: 東京都渋谷区神宮前5-11-7
■電話番号: 03-6427-1321
■営業時間: 11:00~20:00 (LO19:30)
■定休日: 無休
■席数 : 21席
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