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やじうま速報

外食ニュース

2022年1月06日(木)07:55 やじうま速報

2020年外食市場、30%も縮んだ。時短だけで、居酒屋は36%減少。

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取材・執筆 : 加藤一 2022年1月6日

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 2020年1~12月の外食市場は、前年比30.7%減少の18兆2005億円と推計された。一般社団法人 日本フードサービス協会が発表した。

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 新型コロナウイルス感染症の発生により、消費者の行動自粛に加え、政府の緊急事態宣言発令、自治体の営業時間短縮要請などにより深刻な影響を受けた。さらに海外からの入国制限によりインバウンド需要が大幅に減少し、市場規模は2019年の26兆2684億円から、 20年は18兆2005億円と30.7%も減少した。

●飲食店、宿泊施設などの「営業給食」の市場規模は、全体の69.8%を占め、12兆7065億円で、前年より 29.0%減少。

 「飲食店」の市場規模は、前年より 24.7%減少し、10 兆9780 億円となった。内訳をみると、ファミリーレストランや一般食堂、専門料理店等を含む「食堂・レストラン」28.5%減、立ち食いそば・うどん店を含む「そば・うどん店」26.9%減、回転寿司を含む「すし店」18.3%減、ファーストフードのハンバーガー店、お好み焼き店を含む「その他の飲食店」1.4%減と、いずれも減少した。
 ホテル、旅館での食事・宴会などの「宿泊施設」の市場規模は、旅行客の減少によりインバウンド需要が 3 月以降ほぼ無くなるなどの影響で、前年より 46.0%減少した。

●「集団給食」の市場規模は、全体の15.5%を占め、2兆8273 億円と、前年より 15.7%減少した。

 「学校給食」(主として小学校、中学校等の給食で、大学の学生食堂は含まない。)は、コロナによる休校などの影響で 16.9%減となった。 
 「事業所給食」は、テレワークの増加など働き方の変化が影響し、「社員食堂等給食」は 18.5%減、「弁当給食」は 22.3%減となった。
  「病院給食」は、コロナ禍で通常の医療活動が減少したことなどから、5.2%減少した。
  「保育所給食」は、コロナ下で登園自粛要請に従ったところもあり、前年より 18.1%減少した。

●「料飲主体部門」の市場規模は、全体の 14.7%を占め、2 兆 6667 億円と、前年より46.8%減少した。飲酒業態を中心に、夜間の営業自粛などが大きく影響した。
 「喫茶店」は、前年より 31.6%減少し、8055 億円となった。
 「居酒屋・ビヤホール等」は、前年より 36.0%減少して、6489 億円に、「料亭・バー等」は、前年より 57.1%減少して、1 兆 2123 億円となった。 

●持ち帰り弁当店や惣菜店などの「料理品小売業(事業所給食中の弁当給食を除く)」の市場規模は、7兆928億円で、前年より 1.8%減少した。


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