やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2021年7月2日
上場外食企業94社で、総売上高は約3兆9797億300万円となり、前年度から約9091億600万円減少した。帝国データバンク調べ。
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上場94社の内、減収となったのは84社(構成比89.4%)。一方で、増収となった企業は10社(同10.6%)に止まった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や営業時間短縮、営業自粛要請などによって営業を制限されたことが大きく影響した。
赤字は72社(構成比76.6%)、黒字は22社(同23.4%)。増収企業をみると、テイクアウト需要を獲得した日本マクドナルドホールディングス、モスフードサービス、日本KFCホールディングスやロードサイド需要を獲得したアークランドサービスホールディングス、積極的な新規出店を行い2020年9月に東証1部に市場変更をしたギフトなどが名を連ねている。
増収かつ増益は、日本マクドナルドホールディングス、モスフードサービス、日本KFCホールディングス、アークランドサービスホールディングスの4社のみ。
21年3月期決算短信にて、業績の見通しを発表した企業は45社中24社で、全てが増収を見込んでいる。一方で、発表しなかった21社は「新型コロナウイルスの収束時期によって業績に与える影響が大きく変動するため業績予想の算出が困難として未定」としている。

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