やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2021年6月14日
コロナ禍で出張シェフという働き方を選ぶ人が増え、収入も3割上がっているという。出張シェフのサブスクリプションサービス「シェアダイン」を提供する株式会社シェアダイン(本社:東京都港区、代表:飯田 陽狩・井出 有希)が発表した。
シェアダインは、登録シェフを一般家庭に出張させ、1回3時間で献立の提案、食材の買い出しから、12品前後の料理を作るサービス。利用料金は、1食645円(交通費・食材費込)。コロナ禍の20年3月から「出張シェフデビュー応援プログラム」を実施し、現在の登録シェフは約1500名にまで増えた。
登録シェフの平均収入は264.1千円(2021年4月度実績、18日以上シェアダインで活動する人)と宿泊サービス・飲食業の平均賃金208.9千円(出所:厚生労働省 賃金構造基本統計調査)を26%上回っているという。
「お客様にアウトプットでき、評価される場でもあるので技術の鍛錬になります。」、「お客様の日常に寄り添ってる分、短期間でのリピート率が高く、定期利用のお客様が多いため、安定した収入源になる集客力を持っています。」、「勤めていた飲食店の休業をきっかけに、気になっていた出張シェフに挑戦」という声が登録シェフから上がっている。
コロナ禍でシェフというキャリアを諦めてしまう人が増える中、出張シェフとして家庭料理つくりでお客の反応を学び、将来のカムバックや独立の道を残すことにもなる試みだ。

シェアダイン https://sharedine.me/
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