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取材・執筆 : 加藤一 2021年6月3日
デリバリー代行のmenu株式会社 (本社: 東京都新宿区、代表取締役: 渡邉 真)とKDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠)が6月1日、資本業務提携を結んだ。
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KDDIはmenuが発行する第三者割当増資を引き受け、議決権株式の20%以上となる持分法適用関連会社化した。menuは、ゲームアプリ開発などを行う株式会社レアゾン・ホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役: 渡邉 真)のグループ会社。2020年4月の提供開始から1年間で47都道府県にサービス展開し、国内6万店舗の加盟店舗数を持つ。ウーバーイーツ、出前館に次ぐデリバリー代行で3位。
KDDIは、3,200万超のau PAY会員を通じて決済事業を中心にau経済圏の拡大を図っている。本提携により、「au PAY アプリ」内にmenuを追加し、21年7月中旬よりmenuアプリのオンライン上の支払い方法として「au PAY」に対応させる。
本提携を記念して、6月2日から、auスマートパスプレミアム会員を対象にmenuの利用料金が最大4,000円割引となるキャンペーンを実施する。
menuは本提携および複数の金融機関からの融資も総額100億円超の資金調達が完了しているという。出前館に対してLINEは300億円の第三者割当増資を引き受けた。100億円では足りなそうだ。

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