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取材・執筆 : 加藤一 2021年5月10日
飲食店コンサルの株式会社飲食店繁盛会(本社:東京都渋谷区、代表取締役:笠岡 はじめ)が、副業したいサラリーマンと新事業を始めたい飲食店をマッチングするサービス『10Xキッチン』を5月23日にリリースさせる。
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『10Xキッチン』は、飲食店のキッチンをゴーストレストランとして貸し出し、ゴーストレストランのオーナーになりたい人とマッチングすることにより、コロナ禍で苦しんでいる飲食店に新しいビジネスモデルを提供すると同時に、副業したいサラリーマンを支援する仕組み。
ゴーストレストランのオーナーは、年間11万円(税込)を加盟金として『10Xキッチン』に支払う。食材調達、調理などの作業は、マッチングした飲食店で行う。その対価としてオーナーは、飲食店に家賃、人件費、食材原価として売上の55%(固定)を支払う。また、UberEatsなどデリバリー会社費用として35%支払う。これらを売上から差し引いた売上の10%がオーナーの利益として残るという。
キッチンを貸し出す飲食店は、加盟料として年間11万円(税込)を『10Xキッチン』に支払う。ゴーストレストランは、1店舗で最大10店舗まで貸し出せる。ゴーストレストランの業態は、飲食店がオペレーション可能なものを『10Xキッチン』が提案する。その業態に合意した上でオーナーとマッチング。飲食店は入ってきた注文を提供されたレシピ通りに調理してデリバリー会社に料理を渡す。その対価として、オーナーから売上の55%をもらう。その中から、食材費用と『10Xキッチン』ロイヤルティ5%を差し引いたものが利益として飲食店の手元に残る仕組み。売上の15%が残る算段となる。
飲食店は食材の在庫リスクを背負うこととなるが、業態を考慮すれば回避できるか。5月5日よりWebからの無料の事前登録を開始した。


*出資者の初期投資11万円にUberEatsと出前館の初期費用が込みとなるのは先着100名まで。それ以降はUberEatsと出前館の初期登録費用各5.5万円が必要となる

『10Xキッチン』HP https://hanjoukai.com/10xkitchen/
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