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取材・執筆 : 加藤一 2021年4月26日
株式会社ダイナックホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長: 伊藤 恭裕)はサントリーホールディングス株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:新浪 剛史)の完全子会社となり、5月28日付けて上場廃止となる見込み。
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サントリーホールディングス株式会社が2月12日から始めた公開買付けにより、93.51%を保有するに至った。2021年5月中に、サントリーの事業所であるサントリー ワールド ヘッドクォーターズへの本社移転する。
強みとしていた都心オフィス街エリアの大型店舗、接待等の法人向けや大人数での宴会利用を含む既存のビジネスモデルを抜本的に変更する。サントリーの後ろ盾の元、時代のニーズに合った新業態開発と既存店舗の業態転換、また安定的な売上が見込める道の駅やサービスエリア・パーキングエリアの受託運営事業への本格参入などで再生を図る。
ダイナックは、1958年3月に飲食店の経営等を目的とし株式会社新宿東京会館として設立され、
1979年2月にサントリー株式会社の 100%子会社となり、1988年9月に株式会社サントリーレ
ストランシステムを吸収合併し株式会社ダイナックに社名変更した歴史があるものの、2000年10 月にナスダック・ジャパン市場(現JASDAQ)に上場し、上場会社として独立性をもち、自らの責任の下、親会社から独立して事業経営を行ってきた。

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