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取材・執筆 : 加藤一 2021年3月15日
居酒屋を運営する上場主要13社の1年間の飲食店舗数は、2020年12月末で前年同期から12.5%減ったことが、東京商工リサーチの調査でわかった。
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有価証券報告書や四半期報告書によると、上場する居酒屋チェーン13社の店舗数は、2020年12月末(決算期により11月末を含む、以下同)で合計6136店だった。ただ、2019年同月時点では7009店(前年同期比12.5%減)で、1年間で873店減少した。13社では、唯一、串カツ田中だけが276店(2020年11月末)と前年同月の273店から3店舗増えた。ほかの12社は、いずれも前年同月から減少した。
1年間の減少率が最も高かったのは「金の蔵」などを運営する三光マーケティングフーズの41.7%減(108店→63店)だった。以下、期中に焼肉チェーン「牛角」事業を譲渡したJFLAホールディングス(以下、HD)の33.1%減(843店→564店)、都心のターミナル駅に多数の飲食店を出店するダイヤモンドダイニングの親会社のDDホールディングス[飲食事業]の24.6%減(435店→328店)の順。東京、大阪、名古屋の三大都市圏の主要幹線に積極的に出店していた企業がコロナ禍で店舗を撤退するケースが目立つ。
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