やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2021年2月17日
歓送迎会やお花見を「開催しない予定」の企業は97.6%に達した。東京商工リサーチが、2月1日~8日にネット調査を行い、有効回答1万1,119社を集計分析した。
大企業が98.6%、中小企業が97.5%で、感染拡大防止に企業規模は関係なく取り組んでいる。都道府県別は、緊急事態宣言下にある10都府県のうち、東京98.6%(2,683社中、2,646社)、神奈川99.6%(533社中、531社)、千葉98.9%(272社中、269社)、愛知99.0%(539社中、534社)などで99%前後に達し、7都県で「開催しない」が全国平均を上回った。
昨年12月実施の忘新年会のアンケート調査では、「開催しない予定」と回答した企業は94.2%で、今回はそれを3.4ポイント上回った。すでに宴会や会食の自粛が定着するなか、再度の緊急事態宣言発令で時短営業、外出自粛により打撃を受けている飲食店や関連業種は多い。長引くコロナ禍で春の"稼ぎ時"もまた厳しい季節になりそうだ。
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