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取材・執筆 : 加藤一 2021年2月1日
「餃子の王将」を運営する株式会社王将フードサービス(本社:京都市山科区、 代表取締役社長:渡邊 直人)が、2021年3月期第3Q(20年4~12月)の連結業績を発表。経常利益は20.6%減ながら、50億円を超えた。

売上高605億11百万円、5.3%減。営業利益46億24百万円、22.7%減。10月から12月に限っての営業利益は、前年同期に比べて2億70百万円(13.8%)の増益となった。
コロナ禍で事前にテイクアウト需要が増加すると予想し、利用時の事前予約・事前決済等のシステムを直営全店に導入していたことにより、外出自粛、外食の営業時間の短縮、在宅勤務の増加等で一気に増加したテイクアウト需要に対応することができた。そして、デリバリーへのニーズの高まりに対し、タイムリーにデリバリーサービス対応店舗を368店舗(FC店舗含む)と拡大させた。また、自宅調理向けに生餃子セールを積極的に実施し、店内飲食売上の落ち込みをカバーした。
コロナ前からテイクアウトやデリバリーに取り組んでいたことが奏功した。

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