やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2020年10月8日
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)の消費者ネット調査で、「Go To Eatキャンペーン」に対し64.2%が飲食店にとって得ではないルールは「変えるべき」と回答した。10月6~7日で男女600人を対象に緊急調査した。
ディナー時間帯(15時以降)のネット予約で1,000円分のポイント付与があるが、鳥貴族などでお客が1,000円以下の商品を一品だけ注文して会計することで差額分のポイントを稼ぐという行為が多発しているようだ。利用者側から「おかしい」という声が上がった。
店側にとっても予約サイトに送客手数料を1件200円(ディナー時)支払わねばならず、1,000円以下の商品を売っても赤字となってしまう。同様の事が横行すれば店の赤字が増えるばかりで支援にはつながらない。鳥貴族はこの対策として、10月7日以降、席のみの予約は不可とし、1635円からのコース予約のみに変更した。
予約サイトは送客手数料に加え、具体的な金額は不明だが国から業務委託料までもらっている。儲かるのは予約サイトだけ、という非難が上がっている。送客手数料を請求しない予約サイトもあり、手数料を無償にすべきとの声が広がりそうだ。


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