やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2020年9月25日
米国のファミレスチェーン「シズラー」を運営するSizzler USA Inc. が、コロナ禍により米連邦破産法 11 条の適用申請し経営破綻した。
1958年に米国カリフォルニア州でステーキハウスとして誕生。現在はカリフォルニア州を中心に約100店舗を展開している。コロナ禍で売上が減少し、家賃の支払いが滞っていたという。今後は直営14店舗を閉鎖し、フランチャイズ店舗のみで営業を続けるという。
日本では、ロイヤルホールディングス株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長CEO:黒須 康宏)が「シズラー」を10店舗展開しているが、米国社ではなくオーストラリアのコリンズフーズ株式会社から日本国内におけるシズラーの商標権のライセンスを取得しており、Sizzler USA Inc. が米連邦破産法 11 条の適用が開始された場合でも、日本のシズラーには影響ないとロイヤルホールディングスが発表した。
アメリカの外食チェーンは、「カリフォルニアピザキッチン」など少なくとも9社がコロナ禍で経営破綻しているという。日本でも、ファミレスの大量閉鎖が行われており、対岸の火事とは思えない。

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