ペッパーフード、プリペイド『肉マネー』終了。キャッシュレス化でコスト削減。

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2020年9月01日（火）08:46 やじうま速報

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ペッパーフード、プリペイド『肉マネー』終了。キャッシュレス化でコスト削減。

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取材・執筆：加藤一 2020年9月1日

キーワード：キャッシュレス　プリペイド　再建

　株式会社ペッパーフードサービス（本社/東京都墨田区、代表取締役社長CEO：一瀬邦夫）が、「いきなりステーキ」の『肉マネー（プリペイド機能）』の使用を2021年12月をもって終了する。利用者には早めの使用を促す。

　新たに2020年9月よりQRコード決済をスタートさせる。その他、クレジットカード、交通系電子マネーなどの決済サービスが充実したことから、従来の『肉マネー（プリペイド機能）』は2020年11月に入金（チャージ）の使用を終了させる。また、『肉マネーギフトカード』の販売も終了。『肉マイレージ』は継続する。

　キャッシュレスの普及と共に使途を限定されるプリペイドカードが嫌われ、費用対効果が合わなくなっているようだ。『肉マネー』を発行・管理する株式会社バリューデザイン（本社：東京都中央区、代表取締役：尾上徹）は、終了に伴うバリューデザイン側の収益減は軽微だと発表した。

　いきなりステーキ事業の再建は投資ファンドのアドバンテッジアドバイザーズの下、資金調達、希望退職、コスト削減と着実に進んでいる。ペッパーランチ事業の譲渡対価 85 億円は投資ファンドのJ-STARから8月31日付けで入金されたと発表した。