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取材・執筆 : 山口亮太 2020年6月25日執筆
大戸屋ホールディングスが6月25日、株主総会を実施した。創業家から19.1%の株式を購入し、筆頭株主となった外食大手コロワイドが株主提案した取締役選任案が大戸屋の現経営陣と異なり、どちらが可決されるか注目されたが、コロワイド提案は否決され、現経営陣の提案が可決された。
窪田健一社長を含めた現経営陣は、従来通り、大戸屋ホールディングスを率いていくこととなる。
大戸屋ホールディングスは、株主の6割が個人株主とされ、大戸屋ファンが多い模様。コロワイドの敵対的な態度に対し、「大戸屋」ブランドを守ろうという意識が働いたようだ。
ただ、大戸屋ホールディングスは2期連続の赤字で、明確な成長戦略が見えない。この問題はまだあとを引くと見られる。
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