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取材・執筆 : 加藤一 2020年6月4日
2019年9月に開業した東京・日本橋のコレド室町テラスでグルテンフリー寿司「ににぎ」を出店したばかりの株式会社イマジニア(本社:東京都渋谷区、代表:内山 昭)が、5月27日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けたと帝国データバンクが発表した。負債は約6730万円。
イマジニアは2014年1月に設立。東京・恵比寿にて「イワカムツカリ」(日本料理店)および「あげまき」(寿司居酒屋)の2店舗を運営。「イワカムツカリ」は30代から50代を顧客層に、隠れ家的雰囲気と「無薬飼育・無添加・無農薬」の食材を使用するなど食材に対するこだわりを強みに、2017年12月期には年売上高約1億円を計上していた。
「イワカムツカリ」は、店舗物件契約の更新ができず、2019年3月に閉店し、同年9月にはコレド室町テラスで「ににぎ」をオープン。こうしたなか、不採算店舗だった「あげまき」を20年3月末に閉店。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、コレド室町テラスが臨時休業し、「ににぎ」も閉店となった。
代表の内山 昭氏は株式会社ゼットンの元取締役総料理長。2014年に独立。ブロイラーチキン、養殖魚、一部野菜を食べると身体が反応してしまうという体質から、「高級ではなく高品質」という考えに至り、 「本当の安心安全を提案する」という思いから、 2014年10月に高品質居酒屋「イワカムツカリ」 を開店した。
コレド室町テラスでグルテンフリー寿司「ににぎ」
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