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取材・執筆 : 加藤一 2020年5月26日
株式会社大戸屋ホールディングス(本社:東京都 武蔵野市、代表取締役社長:窪田 健一)の取締役会が5月25日、株式会社コロワイド(本社:横浜市西区、代表取締役社長:野尻 公平)による経営陣の変更を求める株主提案に対して反対を表明した。
大戸屋は、コロワイドが株式 19.1%を保有するにすぎないにもかかわらず、本株主提案を通じた役員選任により、当社取締役会を実質的に子会社として支配しようとしていると主張している。コロワイドは自社セントラルキッチンの利用などのコスト削減施策を求めているが、大戸屋はセントラルキッチンを使うことなく、創業以来の各店舗での店内調理にこだわるという。
コロワイドの2020年3月期決算では、減損損失99億54百万円を計上したため最終赤字67億98百万円と苦しい。大戸屋も最終赤字であり、6月25日に開催される株主総会での決着は不透明となっている。
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