小田急グループで駅構内を中心にスタンドそば･コーヒーショップ等を運営する株式会社小田急レストランシステム（本社：渋谷区代々木、代表取締役社長：立山 昭憲）が、スターバックス コーヒーとライセンス契約を締結し、駅構内や駅施設を中心に店舗展開を行うこととなった。ライセンス1号店を経堂駅に6月オープンさせる。

　また、同グループのジローレストランシステム株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：佐藤 治彦）が、同じく小田急グループで人材派遣事業を主業とする株式会社ヒューマニック（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：清水 良）の運営するバル「style」3店舗と、フランチャイズに加盟する餃子専門店「浪花ひとくち餃子 餃々赤羽東口店」の4店舗を3月1日に譲り受けた。

　ジローレストランシステムは、「ペッシェドーロ」「マンマパスタ」などイタリアン業態を国内約50ブランド、97店舗（2月29日現在）を運営している。1955年に神田神保町にシャンソン喫茶「ジロー」で創業したが、1994年から小田急電鉄が筆頭株主となり小田急グループの一員となった。買収後は、都心におけるバル業態の店舗展開を推進する。

　なお、「浪花ひとくち餃子 餃々」は、今後の餃子専門店業態の展開の可能性を期待し、別途、「まぐろ市場」などを展開する100％子会社、株式会社ジロープランニングサービス（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：佐藤 治彦）で多店舗展開を図る。

　小田急グループは、駅構内だけでなく一般商業立地も含め外食事業への注目度を高めている。

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