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定食チェーン「大戸屋」を展開する株式会社大戸屋ホールディングス(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:窪田 健一)が、20年3月期で3億1千万円の営業赤字との見込みを発表した。前年度は営業利益4億14百万円。
来期に国内直営事業の10店舗を閉店することを決め、香港の1店舗の減損も行う。これに伴い固定資産の減損損失3億1千万円を特別損失に計上し、20年3月期最終赤字は5億3千万円となる。窪田社長の月額報酬を3月から3ヶ月間、15%減額する。
19年4月のグランドメニュー改定では値上メニューが増え、定番だった「大戸屋ランチ」が消えて、客離れを起こした。そして、10月の改定で、「大戸屋ランチ」を復活させたが価格はアップ。また、9月に予定していた恒例の「生さんま炭火焼定食」がさんまの不漁により 10 月からの販売となるなど、2回続けてメニュー改定に失敗して、お客の不信感を払しょくできていない。
19年10月に復活させた「大戸屋ランチ」。以前は720円(税込)だったが、790円(税込)に値上げ。
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