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2020年1月14日(火)08:02 IR情報

吉野家、完全V字回復。発祥店で90年続く「ねぎだく牛丼」でダメ押し。

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取材・執筆 : 加藤一 2020年1月14日執筆

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 株式会社吉野家ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:河村 泰貴) が2020年2月期は、連結売上70億円増で2150億円、営業利益は25億円増で40億円となる予想を発表した。2019年2月期は、営業利益わずか1億4百万円、最終赤字60億円だった。

 吉野家事業が牽引。牛丼の新サイズ「超特盛」「小盛」、「特撰すきやき重」、「月見牛とじ御膳」などの商品施策や、6月に実施した「テイクアウト80円引き」などの販売施策も好評だった。

 消費増税が行われた10月以降もキャッシュレス還元制度へ参加せず、独自に「牛丼・牛皿全品10%オフキャンペーン」を行い、冬の定番「牛すき鍋膳」「麻辣牛鍋膳」などの施策が好調に推移しており、10月以降の既存店売上高も前年を大きく上回って推移している。

 2020年1月8日からは、吉野家発祥の築地店で約 90 年間愛され続けた"粋"な食べ方「ねぎだく」を復活させ、「ねぎだく牛丼」を全国店舗で発売している。 牛丼の牛肉の量は変えずに玉ねぎを通常より多く盛り付けて提供するもの。歴史の裏づけもあり、ヒットしそうだ。

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【関連記事】
吉野家、10%オフキャンペーン。キャッシュレス還元不参加の代わり。
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吉野家、フォルクスなどを安楽亭に売却。営業赤字9億円のステーキ事業から撤退。
https://www.foodrink.co.jp/news/2019/12/27110431.php

吉野家、超特盛が100万食超え大ヒット。売上高もV字回復。
https://www.foodrink.co.jp/news/2019/04/09111227.php

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