やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2020年1月8日執筆
アンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:ロドリゴ モンテイロ)がビールの新鮮さをより長く保ち、軽量かつPET/プラとしてリサイクルが可能なプラスチック樽 『PureDraught™ (ピュアドラフト)』をヒューガルデン、ステラアルトワの2ブランドで自社初の12L樽として1月6日から販売を開始する。
通常のスチール樽はガス(CO2)がビールを押し出す構造になっているが、このピュアドラフトは空気圧によってビールを絞り出す二重構造により、空気やガスがビールに触れるのを防ぎ、通常7~10日程の鮮度を開栓後最大30日間、新鮮な状態を保つことができる。専用ディスペンスヘッドのみで簡単に使用できる。
樽交換時に樽内に残ってしまうビールロスを削減するだけでなく、PET/プラとして処分ができ、空樽の保管・返却が不要となる。段ボール梱包で、積み上げ保管が可能となる。容器保証金も不用。
ピュアドラフトの安全構造(ガス圧低下前にディスペンスヘッドが外れない構造)を含むディスペンスヘッドに対してグローバル特許を取得、World Beverage Innovation Awards 2019では革新的な製品に贈られるグローバルイノベーション賞を受賞した。
海外ではワンウェイのプラスティック樽でビールが流通されるケースが増えているが、さらに進化させてた。醤油の二重構造ボトルと同様の作りのようだ。


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