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取材・執筆 : 山口亮太 2019年12月19日執筆
株式会社なだ万(本社:東京都新宿区、社長:野原優)が、2020 年に創業 190 周年を迎える。老舗と言われる和食店も多くは昭和に入ってから開業したところがほとんどの中で、例外的とも言える長い歴史を持つ。
なだ万の歴史は、江戸時代の天保元年 1830 年に初代・灘屋萬助が料亭「灘萬」の母体とされる長崎料理を基調とした料理店を大阪で創業したことから始まる。1919 年(大正8 年)、3代目の灘屋萬助がパリ講和会議に公爵・西園寺公望の随行料理人として渡欧し、名声を得た。その後、食品デパートを開設したり、ホテル経営に乗り出したり、と常に新しいことにチャレンジしてきた。
1986 年(昭和61年)には東京サミット公式晩餐会が「なだ万本店 山茶花荘」で開催された。民間施設としては初めてのことだ。2005 年(平成17年)の愛知万博では日本料理の代表として出店している。
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