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取材・執筆 : 遠山敏之 2019年11月1日執筆
カフェ・カンパニー(所在地:東京都渋谷区、 代表取締役社長 楠本修二郎)と、サブライム(所在地:東京都新宿区、 代表取締役社長 花光雅丸)は、2019年11月1日付で経営統合し、 両社の純粋持株会社としてGYRO HOLDINGS株式会社(ジャイロ ホールディングス)を発足すると発表した。楠本氏と花光氏が共同代表。統合後の資本金は2200万円で、売上高300億円。
<ジャイロ ホールディングス>
左:楠本氏、右:花光氏
カフェ・カンパニーは2001年の創業。「wired cafe」など創造性にあふれる業態を展開し、食を通じて多様なコミュニティを創造することを理念としてきた。一方、サブライムは、 2005年に吉祥寺の屋台からスタートし、 90ブランドを展開する飲食グループとして、 主に居酒屋業態を中心に展開している。アイスクリーム店「レッドハット」の買収を皮切りに、「ひもの屋」の八百八町を含め、多くの企業を買収することで成長してきたことが特徴。
楠本氏は自身のフェイスブックで「一件の屋台から始めたサブライム社。僕らもキャットストリートでDIYのカフェを始めたのが始まりなので、実はとても創業マインドが同じ会社です。花光社長とは、経営理念や未来の食への思いについて、何十回も議論を積み重ねてきました。弊社は、カフェ&レストラン、サブライムは居酒屋や専門店。弊社の得意はクリエイティブとコミュニティ、サブライムは、スピード経営と経営管理力。異業種、そして異なる強み同士の統合により、より幅広い「食のブランドバンク」として、成長していきたいと思います」と語っている。
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