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取材・執筆 : 加藤一 2019年9月18日執筆
株式会社トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:粟田 貴也)は、米国の子会社MARUGAME UDON USA, LLC が米国の投資会社 Hargett Hunter Capital Management(本社:アメリカ合衆国ノースカロライナ州、以下 HH)より出資を受け入れると発表した。出資額は非公開。
Hargett Hunterは、外食と小売をメインに投資し、ブランディング、立地開発からオペレーション改善まで幅広くサポートしている。同社HPによると、Bellagreen、Original ChopShopなどカジュアルレストランに投資している。
今回の出資受け入れにより、米国人から見た魅力的な店づくりを行い、全米展開のための新たな丸亀製麺のフォーマットの開発と組み立てを目指す。また、米国人経営陣の発掘及び採用、フランチャイズモデルの確立、直営店及び FC 展開の立地・エリア開発、設備投資のコストダウンといった幅広い分野でのサポートを得るという。
現在、丸亀製麺は米国にて 8 店舗展開(ハワイ州 2 店舗、カリフォルニア州 6 店舗)しており、カリフォルニア州へ1店舗の出店を予定。今後は、東海岸や西海岸などからの人口流入により人口が年率 2%程度増えている米国南部への展開も検討する。
丸亀製麺の最大の特徴である「手づくり」「できたて」を大切にし、店内での製麺にこだわり、2025 年までに全米で160 店舗体制をめざす。
トリドールは、2025年度に世界 6,000 店舗体制を掲げている。2019年6月末現在で1,708店舗(うち、FC等431店舗)に止まり、今回の米国の160店舗ではまだまだ足りない。世界的外食企業の買収が必要だ。
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