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取材・執筆 : 加藤一 2019年6月11日執筆
モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中村 栄輔)が、フィリピンの大手小麦粉製粉会社 General Milling 社(ゼネラル ミリング社、代表取締役社長:ジョージ・ヤング)のグループ会社とパートナーシップ契約を締結し、 モス35%とゼネラル・ミリング側65%の出資でMOS BURGER PHILIPPINES 社する。2019 年度内にマニラ首都圏に1号店を出店し、2027年度までにフィリピン国内に50 店舗を出店する計画だ。
フィリピンはASEAN 諸国の中でもとくに高い経済成長を続けている。人口は1億人を超え、平均年齢も24歳と若く、フィリピンへ出店するにあたっては、欧米文化の影響を受けた 20代前半~40 代後半の比較的所得水準の高い男女をターゲットに設定する。
モスバーガーの海外展開は1991年の台湾進出を皮切りに、 9ヶ国目の出店となる。2019年5月末現在で、台湾では268店舗を展開し、海外計で375店舗となる。
ゼネラル ミリング社は、フィリピン全土に小麦粉を供給する現地の大手食品会社。グループ会社に外食ビジネスを担う TOKYO COFFEE HOLDINGS 社(トーキョーコーヒーホールディング社は、2000 年に日本のコーヒーショップのフランチャイジーとして外食店経営を開始し、ラーメンやレストランなどにビジネスを拡大し、日系ブランドの店舗も複数展開しているという。
左から、モスフードサービス:執行役員国際本部長 瀧深淳、
代表取締役社長 中村栄輔、代表取締役会長 櫻田厚、
トーキョーコーヒーホールディングス社:代表取締役社長
ヒュ―バート・ヤング氏、取締役 荒木正英氏
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