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取材・執筆 : 加藤一 2019年5月17日執筆
株式会社ハブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 剛)が、英国風PUB「HUB」と「82(エイティトゥ)」のコラボレーション店舗を8月に東京・池袋東口に実験的に出店する。
HUBは、株式会社ダイエー創業者の故中内 㓛氏が英国PUBの文化を日本に広めようと、1980年3月に誕生させた。顧客は20代~30代の若い層が中心で、年齢が上がると離れていく傾向にあった。そこで、HUBを卒業した年齢層が、落ち着いた雰囲気でじっくりとお酒を味わうことができるPUBを展開すべく、2005年、82(エイティトゥ)ブランドを誕生させた。
今はHUBも年齢層が広がり、HUBはリーズナブル価格でカクテルが、82はリーズナブルな価格でウイスキーが飲める場として定着している。
このたびのコラボレーション店舗は、カクテルとウイスキーの両者を取り込み、様々な酒類が一堂に楽しめる英国風PUBの理想形に近づけるための実験となる。
HUBの人気カクテルと共に、82のウイスキー、ハイボールをラインナップ。82独自の取り組みである、期間限定で提供するゲストウイスキーも実施。通常のビールカテゴリーメニュー(キリン、ハイネケン、ギネス、ドラフトサイダー)に加え、ハブエールと82リアルエールも同時提供する。ゲストビール(月に2~3種類のビールを売り切れ次第順次入れ替えて販売)も採用する。
敷居の高かったカクテルやウイスキーを日本人に大衆化した功績は大きい。ラグビーワールドカップや東京五輪で外国人客が増える中、PUB文化の集大成として、外国人をも満足させる本物の大衆向けPUBを誕生させる。

「HUB+82(ハブエイティトゥ)池袋東口WACCA店」(仮称)
■所在地: 東京都豊島区東池袋 「WACCA IKEBUKURO」内
■規模: 約47坪
■出店時期: 2019年8月下旬(予定)
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